ウォルターズ・クルワー・ヘルスは、 2021年12月1日付で、クリニカル・エフェクティブネス事業部の社長・CEOにグレゴリー・サミオスを、ヘルス事業の最高医療責任者(CMO)にピーター・ボニス医師を任命したことを発表しました。今回の人事は、医療テクノロジーの発展と医療の継続性における専門知識ソリューションの成長を引き続き重視する方針を反映しています
サミオスは、ウォルターズ・クルワーのクリニカル・ソリューショングループ内最大の事業であるクリニカル・エフェクティブネス事業部の社長・CEOとして、今回退職する前任のデニス・バソー医師を引き継ぎます。バソー医師はウォルターズ・クルワーに25年間在籍しました。サミオスは、顧客を重視したエグゼクティブとして医療業界と法律情報業界で積んだ数十年にわたる経験を活かし新しい任務に取り組みます。また、最近ではヘルス・ラーニング・リサーチ&プラクティス(HLRP)事業部の社長を務めていました。サミオスは、キャリア全体を通して、顧客と共に課題を把握し、最も重要な部分にインパクトを与えることに注力してきました。リーンの原則を事業変革のあらゆる面に応用してイノベーションを推進し、価値を創造していくためのパートナーシップを推進しています。ウォルターズ・クルワーには2014年に入社し、リーガル・アンド・レギュラトリー米国事業の社長・CEOを務めた後、2019年にHLRP事業部のトップとしてヘルス事業部門に異動しました。ウォルターズ・クルワー入社以前は、Kaplan Test Prep and Admissions、Reed Elsevier、Excerpta Medica、Elsevier Health Sciencesにてエグゼクティブリーダー職を歴任しました。サミオスはデューク大学にてMBAを、ロチェスター大学にて工学学士号・修士号を取得しています。
ボニス医師は、2015年よりクリニカル・エフェクティブネス事業部のCMOを務めてきました。今回はその職務範囲を広げ、ヘルス事業部門全体の業界パートナーシップ、研究開発イニシアティブ、顧客およびパートナーとの緊密なコラボレーションを統括します。ボニス医師は、1998年よりUpToDate社に勤務し、その後買収に伴い2008年にウォルターズ・クルワーに入社しました。
UpToDate ®を全世界の医師に利用される主要な臨床意思決定支援(CDS)ソリューションに育て、医薬品情報リソースや患者エンゲージメントソリューションと共にUpToDateをクリニカル・エフェクティブネス(臨床有用性)ソリューションとして統合した実績を誇ります。ボニス医師は、ハーバード大学とニューヨーク大学医学部を卒業後、イェール大学医学部での助教を経て、現在はタフツ大学医学部で非常勤教授を務めています。
ウォルターズ・クルワー・ヘルスの最高経営責任者であるステイシー・ケイウッドは次のように述べています。 「医療テクノロジーは、患者がどのように治療を受けるか、医師がよりよい意思決定をどのように行うか、そして学生がどのように臨床を学ぶかを急速に変革させています。医療業界にとっても各国のヘルスケア市場にとっても重要なこの時期に、新しい職務に就くサミオスやボニスと共に、弊社のソリューション全体にわたってイノベーションを促進し、お客様の成功を加速していくのを楽しみにしています。」
クリニカル・ソリューショングループの一部であるクリニカル・エフェクティブネス事業部では、臨床意思決定支援ソリューションUpToDate、医薬品情報リソースのLexicomp ®とMedi-Span®*、患者エンゲージメントソリューションのEmmi®*などを提供しています。
* 国内未提供