重要な洞察を得る
深い知識。包括的な視点。自信に満ちた回答。患者はもちろん医療コミュニティも、医師の専門知識を頼りにしています。医師自身も、専門資格を満たすよう常に最新の情報を入手する必要があります。情報の波にさらされながら重要な臨床的意思決定を下すことを求められる中で、どうすれば専門知識をすばやく、かつ自信をもって探し出すことができるでしょうか？Lippincottは、専門知識と関連情報をみなさまのお手元にお届けします。
Grant's Dissector, International Edition, 18
著者：Alan J. Detton
ラボ実習で行われる実際の人体標本の解剖手順を段階ごとに解説し、そこから分かる重要な関連性について学べるテキストブック、改訂第18版。各章は、Dissection Overview（解剖の概要）に始まり、Dissection Instructions（解剖手順）、Dissection Follow-up（解剖後のフォローアップ）へと系統的に構成されている。
Dissection Overview（解剖の概要）では、各解剖セッションの達成目標を箇条書きで概説し、関連する体表解剖学や骨学にも簡潔に触れる。Dissection Instructions（解剖手順）は、合理的な順序で段階ごとの解説を提供する。さらにDissection Follow-up（解剖後のフォローアップ）では、解剖の重要な特徴に焦点を当て、情報をじっくり検討しながら総合的に知識を構築できる構成となっている。
【基礎医学】
Snell's Clinical Neuroanatomy, 9th Edition
著者：Ryan Splittgerber
本改訂版は、神経解剖構造における最新の臨床アプローチを反映して改訂されており、イラストや診断画像、体表解剖写真等の改良により、概念をより深く理解することができる。各章の初めには明確な目的を掲げ、重要概念の実践的導入として臨床事例を紹介する。また、全編にわたって収載されているClinical Notes（臨床ノート）は、重要な臨床的検討事項を明確に示す。各章末には箇条書きの重要概念、臨床問題解決の事例、さらに理解度のチェックと臨床応用の訓練に役立つ復習問題も収載されている。
【基礎医学/神経】
Neuroanatomy Atlas in Clinical Context, International Edition, 11
著者：Duane E. Haines
中枢神経系の解剖学をマスターする上で必要なすべての知識を臨床実践の場に提供するテキストブック、第11版。明快な解説、豊富なMRI、CT、MRA、MRV画像、フルカラー写真とイラスト、数百もの復習問題を補完的なオンラインリソースと組み合わせることで、神経生物学的概念と臨床概念を統合するための盤石な解剖学的基礎を構築する。
神経解剖学を臨床に応用できるようにすることで、学生の試験やローテーションへの準備をサポートする。信頼性の高いアプローチにより、フルカラーの染色切片、広範な脳神経の相互参照、システム神経生物学などの有益なセクションを統合。革命的な教育・学習ツールの系譜に連なる神経解剖学アトラスである。
【神経（解剖）】
Hensley's Practical Approach to Cardiothoracic Anesthesia: Print + eBook with Multimedia, 7/e
著者：Karsten Bartels
心臓麻酔（Cardiothoracic Anesthesia）分野の最新の総論を提供するテキストブック、改訂第7版。本改訂版はKarsten Bartels、Amanda A. Fox、Andrew D. Shaw、Kimberly Howard-Quijano、Robert Thiele各医師が編集を担当し、最新の実践パターンやAccreditation Council for Graduate Medical Education（ACGME）が求める成人心臓麻酔学の要件を反映して再構成された。参考書としての奥行きと実用的なガイダンスを兼ね備えた 、簡潔で読みやすい臨床重視の手引き書である。同分野のフェロー、研修医、麻酔専門医にとって最適なリファレンス／復習ツールとなっている。
【麻酔科】
Josephson's Clinical Cardiac Electrophysiology, 7th Edition
著者：David J. Callans
複雑な臨床心臓電気生理学分野における最高峰のテキスト、第7版。不整脈のメカニズムとその治療に用いられる介入手法を深く理解することができる。Mark Josephson医師が自ら選び、トレーニングを施したDavid J. Callans医師が、プロとしての臨床的知見と、実証済みのアプローチや方法を解説する分かりやすいイラストを提供。この包括的なテキストは、生理学的検査と、その臨床判断における役割に焦点を絞っており、心臓病学のフェロー、電気生理学者、EPラボの関係者などにとって必携の参考書となっている。
【循環器】
The Washington Manual of Critical Care, 4th Edition
著者：Marin H. Kollef
定評あるWashington Manual®シリーズの1冊として、今日のクリティカルケア分野における急速な進歩を反映した、簡潔かつ効率的なコンテンツを含むハンドブック。Marin H. Kollef博士、Vladimir N. Despotovic博士、Bryan D. Kraft博士、Rachel K. McDonald博士、Nguyet Nguyen博士が編集を手掛け、ワシントン大学の研修医と教授陣も執筆に参加した第4版では、読者が知るべき情報が適切に伝わるよう、簡潔な箇条書き形式を用い、多くの図、表、アルゴリズム、画像も掲載している。ICUで特に遭遇しやすい病気や問題に対するベッドサイドでの診断・管理方法が、携帯に便利な1冊にまとめられ、指先で素早く手軽に確認・参照することができる。
【集中治療】
Marino's The ICU Book: Print + eBook with Updates, 5th Edition
著者 : Paul L. Marino
読者を魅了する簡明な筆致をはじめ、さまざまな面で好評を得ているPaul L. Marino博士によるクリティカルケアのベストセラー、第5版。専門分野にかかわらず、あらゆるICU環境での患者ケアに欠かせない情報をフルカラー構成で網羅し、高く評価されているリファレンスである。本改訂新版は、これまでどおり患者ケアの実践的側面に焦点を当てており、医学生をはじめ、内科・外科や麻酔科の研修医、クリティカルケアに携わる医師や看護師、呼吸療法士、救急隊員やその他のコメディカルスタッフなど、重篤患者のケアに関心を持つあらゆる医療従事者にとって必携の一冊となっている。
【集中治療】
Systematic Reviews to Answer Health Care Questions, 2nd Edition
著者：Heidi D. Nelson
システマティックレビューの重要概念や基本原則を、段階的説明や実例を駆使してわかりやすく実践的に解説するテキストブック、改訂第2版。予測可能な状況だけでなく、基本的ルールが当てはまらない中でも重要課題を組み立て、エビデンスを選択し、システマティックレビューを実施する方法を学ぶことにより、クリティカルシンキングと問題解決の能力を磨くことができる。本書は単に文献の目録作成や収集にとどまらず、その評価や統合、成果物の公表に至るまでを網羅し、医療実践の方向づけを支える洗練されたシステマティックレビューの構築を目指す。研究者、医学系教員、診療医、指針立案者などにとって必携であるとともに、学生にとっても理解しやすい一冊となっている。
【疫学】
Frameworks for Internal Medicine, 2nd Edition
著者：André M. Mansoor
全体を通して大幅に更新・加筆されており、ビジュアル面も強化。症例ベースのQ&A式のフォーマットにより、鑑別診断プロセスのステップごとにフレームワークを構築し、学習者を導く構成となっている。これらの独自のフレームワークは、学習者が内科クラークシップ、ローテーション、レジデンシーで成功するための知識を提供するだけでなく、臨床現場で自信を持って鑑別診断を行うためにも役立つ。
【内科一般】
Manual of Nephrology, 9th Edition
著者：Edgar V. Lerma and Seth Furgeson
一般的な急性・慢性腎疾患の原因、症状、治療、合併症に関する最新情報を、画像も含めたフルカラー構成で提供する信頼性の高い実践的ガイダンス、改訂第9版。編集担当のEdgar V. LermaおよびSeth Furgeson両医師をはじめ、新たに編成された編集／執筆チームが、最新の科学研究や臨床推奨事項を踏まえてわかりやすく解説する。
【病理/腎臓】
Polit & Beck's Nursing Research, International Edition 12
著者：Jane Flanagan
第12版までの更新内容は、2022～2026年のNINR（米国国立看護研究所）の戦略計画と現在のAACN（米国クリティカルケア看護師協会）の必須学習要素を反映。とりわけ実践現場における独自の研究、PhD（従来の博士号）取得看護師とDNP（看護実践博士）取得看護師との協力、研究エビデンスの体系的レビュー、そして質的なデータの分析に向けた最新アプローチの重要性に焦点を当てている。
【看護（看護研究）】
Principles and Practice of Gynecologic Oncology, 8th Edition
著者：Dennis S. Chi
疾患部位ごとのセクションを設け、疫学、発症機序、予防、画像診断、放射線療法、化学療法、標的療法などの章に分けたことにより、臨床でのクイックリファレンスとして、また効率的な学習ツールとして、より使いやすくなっている。
【腫瘍学/産婦人科学】
Cancer Chemotherapy, Immunotherapy, and Biotherapy, 7th Edition
著者：Bruce A. Chabner, Dan L. Longobr
がん化学療法の総合的かつ詳細な情報を、個々の患者ニーズに焦点を当てて解説する好評書、改訂第7版。Bruce A. Chabner医師及びDan L. Longo医師をはじめ、世界各国の著名ながんセンターに所属する権威ある臨床医・科学者が見識を提供する。作用機序、薬物動態、臨床毒性、薬物相互作用など、安全かつ効果的な薬物療法に必要なあらゆる基本的情報を網羅する一冊である。
【腫瘍学】
Rockwood, Green, and Wilkins' Fractures: Print + eBook with Multimedia, 10th Edition
著者：Paul Tornetta III
60余年前の初版発行以来、成人および小児・青少年患者の幅広い骨折治療の定番テキストブックの画期となる第10版。成人編には2名の国際的な編集者を、小児編には4名の副編集者を新たに迎え、寄稿者の顔ぶれも一新。従来の内容を引き継ぎながらも全面改訂を施すことで、整形外科における骨折治療の最新技術とテクニックを紹介する。
【整形外科】
Biopsy Interpretation of the Gastrointestinal Tract Mucosa Volume 2 (Biopsy Interpretation Series), 4th Edition
著者：Elizabeth A. Montgomery, Lysandra Voltaggio
食道、胃、小腸、大腸、肛門の粘膜生検における実践的情報を、新生物／腫瘍に焦点を当てて提供するテキストブック、改訂第4版。Elizabeth A. Montgomery及びLysandra Voltaggio両医師が担当する本書は、高評を得ているBiopsy Interpretationシリーズの中でも最もよく読まれている胃腸管粘膜編の第2巻である。全編にわたりアップデートされた本改訂版は、豊富なイラストを収載し系統的にまとめられた読みやすい構成となっている。胃腸生検の解釈で日常的にみられる所見から珍しい病態まで、円滑に対処するために必要な情報を網羅する。非腫瘍性胃腸病変の完全ガイドを提供する第1巻と併せ、必携の一冊となっている。
【病理】
Rosen's Diagnosis of Breast Pathology by Needle Core Biopsy, 5th Edition
著者：Syed A. Hoda
診断上の一般的なジレンマから珍しいジレンマまで、コア針生検のさまざまな課題への適切な解決策を満載したテキスト、第5版。病理診断の決定につながる微妙な兆候の検出に役立ち、高評価を得ている。Syed A. Hoda医師、Raza S. Hoda医師、Elaine Zhong医師が執筆した本書は、内容が全面改訂されており、病理所見、臨床所見、放射線所見の 相関関係について豊富な図解入りで解説する。主に病理医がコア針生検の限られた組織サンプルで確実な診断を下せるよう支援する目的で、非常に読みやすく構成されている。病理医が放射線科医、外科医、腫瘍内科医、放射線腫瘍医と協力し、現代医療で求められる集学的治療によってあらゆる症例に対応できるよう、適切な情報を提供している。
【病理】
Atlas of Gastrointestinal Pathology, 2nd Edition
著者：Maryam K. Pezhouh
日常的な病理サインアウトプロセスを密に反映し、正確な診断へと効率的に導くアトラス、改訂第2版。Maryam Pezhouh、Meredith Pittman両医師が実績あるパターンベースのアプローチを用い、実践的ガイドを提供する。豊富なイラストに加え、診療記録の要注意ポイントやスライド画像の隠れた手がかりを強調する構成により、難解症例の解釈を明確に解説する。臨床や教育における重要コンテンツを豊富に収載しており、患者情報の追究、正しい診断への到達、綿密かつ合理的な洗練された病理報告書の構築に役立つ。
腫瘍性疾患に焦点を当てた別冊とともに、「病理診断の道しるべ」として常に手元に置いておきたい一冊である。
【病理】
Pediatric Hospital Medicine, 1st Edition
著者：Moises Auron
成長分野である小児病院医学（PHM）に関わる高価値医療を専門に扱う初のポイント・オブ・ケア教材。実用的かつ使いやすいリソースの形で、Moises Auron博士、Colleen Schelzig博士、Sangeeta Krishna博士、Anika Kumar博士をはじめ、著名なCleveland Clinic Children's Hospitalの教官、医師、NPスタッフ、および新旧のフェローが、専門的な洞察と手引きを提供する。現場での不必要な診断検査や治療を最小限に抑えたい小児科の病院勤務医や、小児科専門医試験に備えようとする研修医のために役立つよう、効率的な読みやすい構成となっている。
【小児科】
Grabb and Smith's Plastic Surgery: Print + eBook with Multimedia, 9th Edition
著者：Kevin C. Chung
複雑な形成外科分野のあらゆる側面を理解しやすく解説するテキストブック、改訂第9版。基礎科学、基本理論と技術、皮膚や軟組織、先天異常と小児形成外科、頭部・頸部手術、美容外科、乳房手術、輪郭形成術（Body Contouring）、手や体幹、下肢の手術など、形成外科の全領域を網羅する。本改訂版は、Kevin C. Chung医師率いるエキスパートチームから成る執筆陣により全編にわたってアップデートされ、形成外科の実践的知識を更新しながら様々なトピックにおける能力を身に付けることができるリファレンスとなっている。優れたイラストや要点のまとめ、復習問題などを豊富に収載しており、基本原理の深い理解に加え、In-training Exam（専門医模擬試験：ITE）その他認定試験の対策にも役立つ。医学生や研修医にとっての究極の一冊である。
【形成外科】
Mastery of Cardiothoracic Surgery: Print + eBook with Multimedia, 4th Edition
著者：Larry R. Kaiser, Irving L. Kron
好評を博しているMastery Seriesの「Mastery of Cardiothoracic Surgery」第4版。胸部疾患、成人心疾患、先天性心疾患の治療手順を総合的に解説し、あらゆる外科上の課題に備えるための支援を提供する。Larry R. Kaiser博士、Irving L. Kron博士、Joseph B. Shrager博士、Gorav Ailawadi博士、Stephanie M. Fuller博士が、専門家の寄稿者のチームを監修し、各章末に編集者コメントを付している。胸部・心臓外科の専門医のみならず、フェローにとっても貴重な参考書の全面改訂版。
【外科】