財務14 12月, 2023

ウォルターズ・クルワーの経営管理システムCCH® Tagetikをリコーが採用

ROICによる事業ポートフォリオ管理の実現に向けた連結・予算管理システムの刷新に貢献

専門的な情報とソフトウェア並びにサービスの世界的リーダーであるウォルターズ・クルワーは、同社の提供するグループ経営管理ソリューションCCH Tagetikが、投下資本利益率 (ROIC) 経営を強化するためのシステム基盤の一つとして、株式会社リコー(本社:東京都大田区、代表取締役 社長執行役員・CEO:大山 晃、以下 リコー)にご採用いただいたことを発表します。

リコーは、過去の事業・業績分析ではなく将来の事業・業績予測を活用し、事業環境の変化をいち早く捉え、スピード感のある事業遂行をさらに強化することを目指しています。また全社的なROIC経営を推進し、経営資源の最適配分を継続的に行っています。
今回、リコーのレガシー連結・決算パッケージシステムと社内でスクラッチ開発されていた予算管理システムが経営管理システムCCH Tagetikに置き換わることで、全社的なROICに基づく経営管理プロセスがより全面的に推進できるようになることが期待されています。

CCH Tagetik経営管理プラットフォームは直感的なインターフェイスを備えているほか、管理会計インテリジェンス、自動ワークフローを標準装備しています。これにより財務、経理や経営管理の方々は次のことが可能になります:  

  • 経営管理およびビジネス指標をリアルタイムで全社的に可視化
  • 日常的な会計プロセスを迅速に完了させて、重要な業務に集中
  • 生産性を向上させ、決算のサイクルタイムを短縮 
  • 業務と経営レポートの合理化、統合、可視化 
  • より迅速かつ十分な情報に基づいた経営管理上の意思決定
  • データドリブンな経営手法でビジネス環境の変化を常に把握して対応


「リコーグループではデジタルサービスの会社としての経営基盤強化・システムインフラの再構築を推進しており、成長の原動力となる指標を用いたKPIマネジメントを行っています。そこには財務領域に留まらず非財務領域も含まれます。」と、リコーの取締役 最高財務責任者(CFO)の川口 俊氏は述べています。「データドリブン経営を実現するには、各ビジネスユニット(以下、BU)および各事業部を巻き込んだ長期かつ戦略的な活動が必要です。当社は各BUおよび各事業が全社およびそれぞれのROICを意識した事業管理を実施し、成長のための核となる数値・指標のモニタリングを通じて長期的な活動の質を高めていくことを目指しています。」
 

さらにデジタル戦略部 コーポレートIT統括センター 所長の浜中 啓恒氏は以下のように述べています。
「CCH Tagetikは、ROIC管理、連結、予算管理に必要な情報を、分析からレポーティングまでをワンプラットフォーム上で統合できるなど、リコーの経営管理に必要な要件を満たしています。CCH Tagetikの機能を最大限活用することでリコーの目指す経営管理を実現します。」

ウォルターズ・クルワー CCH Tagetik 日本 マネージングディレクター  箕輪久美子は、次のように述べています。 「大量の財務・非財務データを明細レベルで収集・レポートし、多様な軸でのデータ分析を可能にするCCH Tagetikは、ROIC経営を実施したいグローバル企業にとって最適な経営管理ソリューションです。ウォルターズ・クルワーは、今後もデジタル変革を加速させる先進的なテクノロジーを提供することで、リコー様の継続的な成長をご支援していきます。」

ウォルターズ・クルワーについて

Wolters Kluwer(EURONEXT: WKL)は、医療、税務・会計、金融・企業コンプライアンス、法務・規制、企業業績およびESG各分野の専門家向けの情報、ソフトウェアソリューション、サービスを提供するグローバルリーダーです。当社は深い専門知識と技術およびサービスを組み合わせた専門的ソリューションを用意して、お客様の重要な意思決定を日々サポートします。

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