TAGETIKの買収により、WOLTERS KLUWERは税、会計及び監査の業務領域を企業経営管理（CPM）分野へ拡張
1986年に設立されたTagetikは、ファイナンスおよび予算策定/計画管理、連結会計、決算、ファイナンス・モデリング、分析および報告を含む、CFO・財務/経理部門の業務をサポートする企業経営管理ソリューションのマーケットリーダーです。
Tagetikの高度に設定可能なソフトウェアは、SAP、Oracle、MicrosoftなどのほとんどのERPシステムとシームレスに インテグレーションされています。このソリューションは、オンプレミス、クラウド、そしてハイブリッドで展開されています。
2016年、Tagetikは約5700万ユーロ（未監査）の純収益を達成し、その内約35％は継続契約です。収益の大半 はヨーロッパからきており、続いて北米およびアジア太平洋に由来します。利益は、現在、売上高の増加を促すために、製品開発と販売、マーケティングへの投資を反映しています。この買収は、3〜5年後にWolters Kluwerの税引後加重平均資本コスト（8％）を上回る投資資本利益率を達成することが期待されており、初年度のWolters Kluwer調整後利益にプラスの影響を与えるものの、買収は通常の決算条件の対象となります。買収が完了すると、Wolters Kluwer Tax＆Accountingは、社内監査ソリューションTeamMateを含む企業向け製品をTagetikと統合し、新しいビジネスユニットであるCorporate Performance Solutionsを設置します。この新しいグローバルビジネスユニットは、TeamMateのグローバル展開を率いてきたIan RhindおよびTagetikの現責任者であるMarco Pierallini、Manuel Vellutiniが経営層に加わります。
Tax＆Accounting CEOのKaren Abramson氏は、「Tagetikの買収は、法人税および会計市場の急速な成長分野における当社のポジションを拡大するというビジョンと緊密に一致しています。両社の組み合わせにより、CFO及び経理/財務/経営企画部門との戦略的パートナーシップが強化され、単一のプロバイダーからのビジネスパフォーマンスをより明確かつ包括的に把握できます。Wolters KluwerとTagetikは、世界中でご利用いただいているTagetik製品をさらに強化し、拡大するために、Wolters Kluwerのグローバルネットワークを活用して、Tagetikの主要ソリューションを引き続きお客様に提供していきます。
「Wolters Kluwerに加わることに非常に嬉しく思います」とTagetikの共同CEOであるMarco PieralliniとManuel Vellutiniは語っています。 「Tagetikは、CFOの急速に拡大するニーズに対応するため、特別に設計されたソリューションを提供するために作られました。Wolters Kluwerとの組み合わせは、当社のソリューションをより多くのCFOに提供するのに役立ちます。
WOLTERS KLUWERについて
Wolters Kluwer N.V.（AEX：WKL）は、健康、税務、会計、リスクおよびコンプライアンス、財務および法律分野のプロフェッショナル向けの専門情報サービスおよびソリューションの世界的リーダーです。深い専門知識と技術やサービスを組み合わせたエキスパートソリューションを提供することにより、お客様が毎日重要な決定を下すことを支援します。
同社は、オランダのアルフェン・アーン・デン・レインに本社があり、2016年の年間収益は43億ユーロと報告されています。
また、180カ国以上でサービスを提供、40カ国以上で事業を展開、グローバルで1万9000人を雇用しています。
同社の株式はユーロネクストアムステルダム（WKL）に上場されており、AEXおよびユーロネクスト100指数に含まれています。 また、スポンサード・レベル1アメリカ預託証券プログラムを取得、ADRは米国の店頭市場（WTKWY）で取引されています。
当社のソリューションと組織の詳細については、www.wolterskluwer.comをご覧ください。