トヨタファイナンス株式会社がウォルターズ・クルワーの経営管理ソリューションCCH® Tagetikを導入
専門的な情報とソフトウェア並びにサービスの世界的リーダーであるウォルターズ・クルワーは、トヨタファイナンス株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長 西 利之、以下:トヨタファイナンス)が、ウォルターズ・クルワーの CCH Tagetik経営管理(CPM)プラットフォームの導入を完了されたことを発表します。経営管理部門が毎月の経営管理データの集計と報告にかかる時間を劇的に削減することで、事業部門の迅速な経営判断を支えるための洞察や分析により多くの時間を費やされています。
課題
トヨタファイナンスの経営層は、市場や社会の激しい変化に対応するべく経営管理データを基にしたより迅速な経営判断を下すために、より多様なデータにアクセスする必要があること認識していました。しかし同社の既存のデータベースソフトの制限により、増え続ける膨大な経営管理データの管理と分析が困難な状況でした。データ収集と分析レポートの業務が属人的な状態では、貴重なスタッフの生産性を高めること分析の幅を広げることもできません。これを打開するために、データ収集プロセスが属人化することなく、管理会計における配賦のバリエーションの自由度を持ち、データ集計と分析プロセスの効率化と迅速化を兼ね備える新しい経営管理プラットフォームの導入が検討されました。
ソリューション
複数の経営管理ソフトウェアを評価した結果、トヨタファイナンスはウォルターズ・クルワーの経営管理プラットフォームCCH Tagetikの導入を決定しました。大容量データの処理をはじめ、様々な切り口の配賦パターンをノーコードで設計・利用できること、処理ロジックの可視化、ユーザーフレンドリーかつ直感的な操作性などを評価し、CCH Tagetikを新たな経営管理システムとして採用しました。現在、トヨタファイナンスは「予算管理」と「実績管理」「ライフサイクル損益管理」の3つの用途にCCH Tagetikを活用されています。
ウォルターズ・クルワー CCH Tagetik 日本 マネージングディレクター 箕輪 久美子は次のように述べています。
「トヨタファイナンス様は、経営管理プラットフォームCCH Tagetikのようなトランスフォーメーショナル・テクノロジーへの戦略的投資こそが、急速に進化する今日のビジネス環境において真の競争優位性をもたらすことをご認識されている企業だと感じております。CCH Tagetikプラットフォームを信頼していただいたトヨタファイナンス様に感謝するとともに、同社の経営管理プロセスの継続的なデジタルトランスフォーメーションをCCH Tagetikがサポートし続ける新たな方法を今後も見出していきたいと考えております。」
トヨタファイナンスのCCH Tagetikプラットフォーム導入による導入効果
- 月次の集計・レポート作成から経営報告までの期間が約10営業日と50%の大幅削減。
- 集計に要していた時間が減った分、チームが付加価値のある分析にかける時間が増加。
- 各部署の要望に合わせたタイムリーなデータ提供の実現。集計だけなら1日で完了。分析レポートの作成時間・経営層への報告が10営業日ほど短縮化。
- 予算と実績を組み合わせて分析でき、分析の自由度が非常に高い。予算管理や損益管理での分析に活用できるデータバリエーションの向上
CCH Tagetikの販売パートナーである株式会社アバントは、豊富な会計に関する経験を活かし、トヨタファイナンスのプロジェクト担当者と二人三脚で、CCH Tagetik 経営管理プラットフォームのスムーズかつ効率的な導入を実現しました。
ウォルターズ・クルワーについて
Wolters Kluwer(EURONEXT: WKL)は、医療、税務・会計、金融・企業コンプライアンス、法務・規制、企業業績およびESG各分野の専門家向けの情報、ソフトウェアソリューション、サービスを提供するグローバルリーダーです。当社は深い専門知識と技術およびサービスを組み合わせた専門的ソリューションを用意して、お客様の重要な意思決定を日々サポートします。