インターネットイニシアティブ
挑むべき課題
インターネットイニシアティブ(IIJ)は1992年に日本企業として初めてのインターネットサービスプロバイダとして創業しました。
短期間で成長を遂げた企業では多くみられる傾向ですが、IIJは部門ごとにシステムが異なり、それぞれがExcelベースで、かつ独自の視点で業績を管理していたのが実情でした。また、IIJの場合、先行投資型の事業・サービスを展開しており、複数の部門を横断して発生する共通コストを事業ごとに割り当てるために多くの配賦処理を行っていました。
そこで、各々の組織が業績管理のPDCAを回せるようにするためのプラットフォームに位置付けられるようなシステムを導入することを目指しました。
CCH Tagetikのソリューション
CCH Tagetikの特徴は性能が劣化しにくいアーキテクチャであることです。同社管理本部事業基盤システム部部長の藤原秀一氏はこう述べています。「データの量が爆発的に増えても性能劣化が起こりにくいツールという点も重視しました。大量の業績及びその関連データを一元的に管理するシステムになりますから、データの量が相当多くなることが確実だったからです。その点、性能が劣化しにくいアーキテクチャだと思いました。」
また、CCH Tagetikで標準機能として実装されている配賦機能にも高い評価を頂いております。「配賦ですが、以前は準備から完了まで3日から1週間程度かかっていたのが、CCH Tagetik導入後は実績データが確定した翌営業日には処理を完了できるようになりました。正確な判断材料を早期に提供できるようになることで、経営、事業のスピードアップにもつなげられるようになりました」と同社財務本部副本部長である日山孝彦氏からはフィードバックを頂いております。
利点
大量データに耐え得るアーキテクチャ |
大量の経営情報を保持しても性能が劣化しにくいアーキテクチャで構成 |
豊富な会計機能 |
標準機能として実装されている豊富な会計機能 |
標準として実装されている配賦機能 |
専門知識を持たなくても導入可能な配賦機能 |
ERPに比べて比較的短期間・低コストで導入可能 |
管理会計に特化しているからこその導入の容易性 |
多軸分析 |
様々な部署での実用を可能にする分析機能 |
集約・明細データまで保持 |
切り口を分けての分析を可能とする明細データ |